京都府
愛宕神社
あたごじんじゃ
通称:愛宕さん
京都の台所を火から守りつづけてきた社。「火廼要慎」の護符は、いまも京都の家々の台所に貼られています。

基本情報
- ご祭神
- 火産霊神(ほむすびのかみ)ほか
- 位置づけ
- 全国約900社の愛宕神社の総本宮
- 住所
- 京都市右京区嵯峨愛宕町
- アクセス
- 京都バス「清滝」下車。そこから山頂まで、徒歩二時間〜二時間半ほどの登山道(表参道・約四キロ)です。
- 主な祭り
- 千日詣り(七月三十一日夜〜八月一日早朝)。
※ 参拝時間・授与所の受付時間・交通機関のダイヤは変わることがあります。 お出かけの前に、各神社の公式情報をご確認ください。
由緒
大宝三年(七〇三年)の創建と伝えられ、標高九百二十四メートルの愛宕山の山頂に鎮座します。全国に九百社以上ある愛宕神社の総本宮です。
古くから火伏せ・防火に霊験ありとされ、京都の人々からは愛宕さんと呼ばれてきました。「火廼要慎(ひのようじん)」と記された護符は、京都の飲食店や家庭の台所でいまも見かけることができます。
毎年七月三十一日の夜から八月一日の早朝にかけて行われる千日詣りは、この日に参拝すれば千日分のご利益があるとされ、夜通し参道が参拝者で埋まります。
見どころ
表参道(清滝からの登山道)
清滝から山頂の社まで約四キロ。およそ百メートルごとに「○/40」と記された丁目の標識が立ち、それを数えながら登ります。
山頂からの眺め
京都盆地を一望できます。比叡山と並ぶ、京都を守る二つの山のひとつです。
火廼要慎の護符
授与所でいただけます。台所の目につく高さに貼るのが習わしです。
参拝のヒント
二礼二拍手一礼。参拝には清滝から片道二時間〜二時間半ほどの登山が必要です。登山靴・水・防寒具を必ず用意してください。冬季は積雪・凍結があります。「三歳までに愛宕山に参ると一生火事に遭わない」という言い伝えから、小さな子を連れて登る家族の姿も見られます。
参拝の基本の流れ
- 一
鳥居の前で一礼ここから先は神域です。くぐる前に軽く頭を下げます。 - 二
参道は端を歩く参道の中央は神様の通り道とされています。 - 三
手水舎で清める左手、右手の順に水をかけ、左手に受けた水で口をすすぎ、最後に柄杓の柄を流します。 - 四
拝礼賽銭を入れ、鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼。 - 五
帰りも鳥居で一礼境内を出たら、振り返って一礼します。
迦具土神を守護神に持つ方へ
同じ迦具土神でも、秋葉神社が「火を正しく使う」社なら、愛宕神社は「火から守る」社です。感情が燃えやすく、その激しさで身近な人を傷つけてしまった経験がある方は、こちらへ。護符を台所に貼るという行為そのものが、日々「気をつける」という意識を思い出させてくれます。
※ この節は、当サイトが姓名判断の五行の考え方をもとに書いた読み物です。 神社に伝わる由緒や教えではありません。
よくある質問
Q. 東京の愛宕神社とは別ですか?
A. 別の社ですが、同じ愛宕信仰に連なります。東京都港区の愛宕神社は徳川家康の命で江戸の防火のために創建された社で、こちらの総本宮が京都の愛宕神社です。
Q. 登山せずに参拝する方法はありますか?
A. 山頂の本社へは徒歩以外の手段がありません。体力に不安がある場合は、各地の愛宕神社(分社)にお参りする形でも信仰としては同じです。











