兵庫県
公智神社
くちじんじゃ
通称:木の神様
木の祖神・久久能智神を氏神としてお祀りする、数少ない社のひとつ。

基本情報
- ご祭神
- 久久能智神、健速須佐之男命、奇稲田姫命
- 位置づけ
- 延喜式内社(式内小社)。旧県社
- 住所
- 兵庫県西宮市山口町下山口3丁目
- アクセス
- 神戸電鉄「田尾寺」駅から徒歩約十五分。阪急バス「下山口」バス停から徒歩約五分。車の場合は中国自動車道 西宮北インターから近くです。
- 主な祭り
- 秋季例大祭(十月)。
※ 参拝時間・授与所の受付時間・交通機関のダイヤは変わることがあります。 お出かけの前に、各神社の公式情報をご確認ください。
由緒
延喜式神名帳に記された式内社で、旧社格は県社。創建年月は不詳ですが、孝元天皇の皇子・大彦命の末裔である久々智氏族が、木の祖神・久久能智神を氏神としてお祀りしたのが始まりと伝えられます。
大化三年の冬、孝徳天皇が有馬へ行幸された際、この地から御用材が用いられました。その材の品質の良さを喜ばれ、「功地山(こうちやま)」の山名を賜ったと伝えられます。社名の公智はここに由来します。
久久能智神は『古事記』『日本書紀』の神産みの段に登場する樹木の神ですが、この神を主祭神とする社は全国的にも多くありません。木そのものを神として祀る、古い信仰の形を伝える社です。
見どころ
社叢
木の神の社らしく、境内は木々に包まれています。
秋祭りのだんじり
十月の秋祭りには、山口町のだんじりがこの社に集まり、参道を巡行します(二〇二五年は七基)。
参拝のヒント
二礼二拍手一礼。木の神の社なので、参拝の前後に境内の木を見上げる時間をとってみてください。この神への祈りは、急いで済ませるより、静かに長くいるほうが形になります。
参拝の基本の流れ
- 一
鳥居の前で一礼ここから先は神域です。くぐる前に軽く頭を下げます。 - 二
参道は端を歩く参道の中央は神様の通り道とされています。 - 三
手水舎で清める左手、右手の順に水をかけ、左手に受けた水で口をすすぎ、最後に柄杓の柄を流します。 - 四
拝礼賽銭を入れ、鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼。 - 五
帰りも鳥居で一礼境内を出たら、振り返って一礼します。
久久能智神を守護神に持つ方へ
久久能智神を守護神に持つ方は、大器晩成の人です。一年で実る草ではなく、何十年もかけて大樹になる木のように、続けることそのものが才能です。この神を祀る社は多くありません。近くになければ、大きな木のある神社や、地元の山の神を祀る社に手を合わせるのでも十分に通じます。
※ この節は、当サイトが姓名判断の五行の考え方をもとに書いた読み物です。 神社に伝わる由緒や教えではありません。
よくある質問
Q. 久久能智神を祀る神社は少ないのですか?
A. 主祭神としてお祀りする社は全国的にも多くありません。伊勢神宮外宮の摂社・志等美神社、鳥取県の杉神社などに祀られています。近くに社がない場合は、樹木や山の神を祀る社に参るのでも信仰の形としては通じます。
Q. 須佐之男命も一緒に祀られているのはなぜですか?
A. 長い歴史のなかで複数の神をあわせてお祀りするようになった社は珍しくありません。公智神社では、久久能智神とともに健速須佐之男命・奇稲田姫命がお祀りされています。











