やおよろずのもり八百万の杜

京都府

貴船神社 結社

きふねじんじゃ ゆいのやしろ

通称:恋を祈る社

縁結びの神・磐長姫命が鎮まる中宮。和泉式部が切ない恋を祈った社として知られます。

貴船神社 結社(京都府)の春日灯籠の並ぶ表参道の石段
貴船神社 結社 ― 春日灯籠の並ぶ表参道の石段写真:kibun / CC BY 2.0 (Wikimedia Commons)・掲載にあたり切り抜き・縮小しています
縁結び良縁長寿

基本情報

ご祭神
磐長姫命(いわながひめのみこと)
位置づけ
全国約450社の貴船神社の総本社。本宮・結社・奥宮の三社からなる
住所
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180(貴船神社)
アクセス
叡山電車「貴船口」駅から京都バス(33系統)で約五分、「貴船」下車、本宮まで徒歩約五分。結社と奥宮は、そこから川沿いの道をさらに上流へ。
主な祭り
貴船祭(六月一日)。

※ 参拝時間・授与所の受付時間・交通機関のダイヤは変わることがあります。 お出かけの前に、各神社の公式情報をご確認ください。

由緒

貴船神社は全国に約四百五十社ある貴船神社の総本社で、本宮・結社(中宮)・奥宮の三社からなります。そのうち結社のご祭神が磐長姫命です。

伝承によれば、妹の木花開耶姫だけが天孫・瓊瓊杵尊に選ばれた際、磐長姫命は「縁結びの神としてほかの人々に良縁を授けよう」とこの貴船の地に鎮まったといわれます。自らの縁を得られなかった神が、人の縁を結ぶ神になった——そういう物語を背負った社です。

平安時代の歌人・和泉式部が、離れた夫との仲を祈って参拝し、願いが叶ったと伝えられます。以来、恋を祈る社として信仰されてきました。

見どころ

結び文

願いを書いて境内に結ぶ、この社独自の授与品です。

天の磐船

結社の脇に祀られている、船の形をした大きな自然石。磐長姫命の「天の磐船」とされています。

本宮の水占みくじ

本宮の御神水に浸すと文字が浮かぶおみくじ。貴船といえばこれです。

参拝のヒント

二礼二拍手一礼。貴船神社のお参りは「三社詣」といい、神社の案内では本宮 → 奥宮 → 結社の順に回ります。結社は本宮と奥宮のあいだにあるので、行きは前を通り過ぎて奥宮まで上がり、帰り道に結社へ寄る形になります。縁結びだけを目当てに結社へ直行せず、本宮から順に歩いてください。

参拝の基本の流れ

  1. 一鳥居の前で一礼|神社参拝の作法鳥居の前で一礼ここから先は神域です。くぐる前に軽く頭を下げます。
  2. 二参道は端を歩く|神社参拝の作法参道は端を歩く参道の中央は神様の通り道とされています。
  3. 三手水舎で清める|神社参拝の作法手水舎で清める左手、右手の順に水をかけ、左手に受けた水で口をすすぎ、最後に柄杓の柄を流します。
  4. 四拝礼|神社参拝の作法拝礼賽銭を入れ、鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼。
  5. 五帰りも鳥居で一礼|神社参拝の作法帰りも鳥居で一礼境内を出たら、振り返って一礼します。

神社参拝の基本の流れを読む →

石長姫を守護神に持つ方へ

石長姫を守護神に持つ方は、選ばれなかった経験を力に変えられる人です。この神は、華やかさで勝負する妹とは違う道を選びました。続くこと、変わらないこと、長く在ること——それがあなたの本当の武器です。恋に焦りを感じたときこそ、この社の物語を思い出してください。

石長姫(いわながひめ)の神話とご利益をもっと読む →

※ この節は、当サイトが姓名判断の五行の考え方をもとに書いた読み物です。 神社に伝わる由緒や教えではありません。

よくある質問

Q. 参拝の順番に決まりはありますか?

A. 神社の案内では、本宮 → 奥宮 → 結社の順で回る「三社詣」とされています。結社は本宮と奥宮のあいだにあるので、奥宮の帰り道に寄る形です。結社だけを参拝することもできますが、順路に沿うほうが丁寧です。

Q. 磐長姫命はなぜ縁結びの神なのですか?

A. 神話で瓊瓊杵尊に選ばれなかった磐長姫命が、それならばと人々に良縁を授ける神になった、という伝承に由来します。

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